多くの人が成人になると通るであろう道、抜歯。未経験者からすると恐怖ですよね。私はアラサーでワイヤー矯正のために8本抜歯を宣告され絶望し、抜歯も矯正も終えて現在に至ります。ワイヤー矯正中何が一番つらいというと、抜歯!と言えるほどには辛かったです。そこで今回は体験談を語っていきます。
抜歯8本遍歴
まず大前提としてどこを8本も抜いたんだ、という話なので下記にまとめました。そして散々言っている辛かった抜歯というのが、3番目の親知らずの下2本抜歯です。歯茎切開して歯を分割するタイプの抜歯で、ほかの6本がかわいく見えてくるレベルではありました。だからと言ってほかの抜歯が楽かと言われるとそうでもないです。
- 前歯八重歯付近の上下4本
- 親知らず上(完全に生えてる)2本
- 親知らず下(横に倒れてて一部見えてる)2本
私の場合はそれぞれ1本ずつ抜いてもらいましたが、頼めば何本か一気に抜いてくれるらしいです。
クリニックでの流れ
簡単な抜歯の流れは下記になりますが、痛み・腫れ・辛いポイントは、3.抜歯の後の麻酔が切れた後から一週間に集中しているので、さらに次の章にまとめます。肝心な抜歯中は、痛みはなく、ただただ不安なだけです。
- 歯科医院を予約
- 検査
- 抜歯
- (切開の場合のみ)翌日消毒をする
- 抜糸
歯科医院を予約~検査
ここは他の治療と同じ流れ。予約してレントゲンを撮って歯の様子を確認し、次回(もしくは当日)抜歯の予定を決めます。
抜歯
抜歯の日当日。恐怖に怯えつつ席に着くと、歯科衛生士さんの優しい声を掛けてくれて本当に気持ちが安らいだのを今でも覚えています。麻酔を打つときに痛いときもありますが、抜歯中は麻酔が効いているので痛みはありません。ただただ不安なだけです。長引くんじゃないか。とか、麻酔が効いてないところがあるんじゃないかとか。個人差はありますが、私は8本とも麻酔ガンガンに効いて追加してもらうことはありませんでした。
普通に生えている歯の抜歯
ただただ先生が力ずくで歯を引っ張ってるの待つだけなので顎が辛いくらい。特に親知らずは奥歯なので口を開けてるのがより疲れます。歯によって抜ける速度が違って、一番早い歯は一捻りくらいでスポッと抜けるものもあれば、5~10分ほどかかる歯もありました。傷口を縫ってもらい終了。
埋まってる歯の抜歯
下2本は歯茎切開の抜歯。こちらは始まってから帰るまで45分~1時間くらいでした。私のケースは歯を4分割にする方法で、分割する機械を口に入れてるときが顎が外れそうで辛かったです。ちょうど我慢の限界に達するくらいで機械が抜かれ、そのあとポキッと歯が折れた音がして、歯の破片が取れる・・・というのを何回か繰り返してる感じでした。頬の裏と歯茎をしっかり縫ってもらい終了。
(切開の場合のみ)翌日消毒をする
これは切開の場合のみ翌日に傷口のチェックと消毒がありました。私は2本とも特に何もなく、消毒してもらって終了。ちょっと沁みるけど、何もなかったことの安心感が大きすぎました。
抜糸
一週間後の抜歯。スッと糸を抜いてもらう時に、一瞬電撃が走ったような痛みがあります。切開の場合は縫う量がより多いので、何回か電撃が走りまくります(笑)ですがそんなことよりも、術後一週間の縫っている不快感と比べるとだいぶ楽になるので、すっきりした気持ちで帰れます。
辛いポイント

抜歯の辛いポイントは、痛みと出血と腫れと食事の不自由さにあります。痛みと腫れについてはケースバイケースです。抜歯の直後はクリニックを出て処方された痛み止めをすぐ飲み、1~2時間後くらいに麻酔が切れていくのと同時に痛み止めの効果が薄れて痛みを感じるようになってから、長いと一週間までしっかり痛みがあります。そして地味に辛い出血。痛みほど直接的な不快感はないのですが、長い間血の味がするのは思いのほか不快です。
普通に生えているの歯の抜歯の場合
痛み
これは抜歯にかかった時間に比例して術後の辛さが変わってきます。最短で抜けた日は、痛み止めが切れてもほとんど痛みもなく、ピンピンしてました。逆に一番時間がかかった時だけ追加で一錠飲んで、それ以外は腫れてるような痛みが少しだけありつつも耐えられる程度でした。いずれも抜歯翌日以降はほとんど痛みはなかったです。
出血
止血するとはいえ、細々とした流血感と血の味はだいたい1日程度続きます。抜歯して翌日起きたら流血感はほとんどなくなってることが多かったですが、朝一で唾を吐くと、半分くらい血が混ざってそうな感じ。血の割合が減って2~3日でなくなりました。
腫れ
どの抜歯もほとんど腫れませんでした。腫れてたとしても目立たないたんこぶ程度で、自分で見てもほとんどわからないし、マスクしてれば誰にも気づかないレベルでした。
食事
抜歯当日は、患部に気を使いつつゼリーを食べてました。翌日以降から抜糸まではおかゆなどの、普段食べてるものより柔らかめのものを食べるようにして、飲み物の種類は特に気にしてなかったです。
埋まってる歯の抜歯
痛み
こちらは歯茎を切ってる分、痛みが続きました。しっかりとした疼痛あって痛み止めが手放せなかったです。抜歯当日は痛み止めを飲んでも効かないほどでしたが、それ以降は段々効くようになっていきました。1回目が特に辛くて、5日目まで痛み止めが手放せず、処方された痛み止めが足りなくなって市販薬で補ったレベルです。逆に2回目は2~3日で痛み止めは必要なくなったので、結構違いがありました。
出血
血の味と流血感は1~2日まで続いて徐々に減っていきました。翌朝唾を吐くと、普通に吐血している感じ。特に2回目は、直後の止血が甘かったのか、全然流血感が止まらず不安な夜を過ごしました。翌日も変わらず流血感がありましたが通院で問題ないと言われ、3日目の朝くらいから流血感は止まったかな?という感じ。いずれにしても、朝の唾に血が混ざるのは抜糸するまで続いてました。
腫れ
直後から2日目にかけて輪郭が少し変わる程度に腫れました。マスクした自分を見て、腫れてるか腫れてないかギリわからない程度。多分他人から見たらわからないと思います。そこから緩やかに治っていって1~2週間後にはほとんど気にならなくなりました。
食事
直後は辛すぎて、食事どころではありませんでした。痛いから口開けたくないけど、痛み止め飲まないともっと痛いから薬だけ流し込む感じ。翌日から患部に気を使いつつゼリー生活を始めて、痛みがなくなってからおかゆ生活にしました。頬の内側と歯茎が縫われている不快感で、抜糸まではなんとなく食欲がわきにくかったです。
まとめ
いかがだったでしょうか。抜歯する前は本当に怖いですし、終わった後は辛いです。抜歯直前は、なんでワイヤー矯正なんて始めてしまったんだろうと後悔しました。ですが私の場合、上の親知らずはとても歯磨きしずらい生え方をしていたので、完全回復すると快適に歯磨きできてQOLが上がりました。少し出てた下の親知らずも、時々違和感あったものの、抜いた歯を見たら虫歯になっていたので抜いてよかったと思えています。



